収差計です.
患者さんに収差の検査結果から,実際の見え方をシュミレートして見せることができるので,導入しました.
患者さん、職員、医師で解決したい見え方の問題を共有して,治療するための機械です.
導入を考えて1年前にデモしてもらったのですが,1年間導入に時間がかかったのは,本当に必要な機械か,確信が持てなかったからです.
球面収差だけを知りたいなら,フォトケラトのQ値が使えますから,非球面IOLの選択には困りません.
乱視矯正のための Toric IOL の術後軸誤差の計測には,この機械が必要ですが,やはり,患者さん,職員、医師で解決したい見え方の問題を共有するというのが一番の導入目的です.
2011年 8月に導入しました.